2017-11

どこにでもある海辺



ただ、このどこにでもあるささやかな海辺にたたずんだ日々だったなぁ。

とびこんで、もがいて、必死で、バカで、自由な毎日。
水面っていう、薄い境界線を時間の限り超えてみたかった。
どれほどの価値があったか、無駄だったか今はよくわからない。

海はひとつ、ここで見たものはこれからの海につながるはず。
きっときっと。
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アンコウ科一種の卵帯


アンコウ科の一種の卵帯
山口県長門市青海島 船越 2017年11月3日

今日は浮遊ほとんどいませんでしたが、アンコウ科の一種の卵帯に会えました。
梱包資材のプチプチが薄ーくもろくなったような卵帯は複雑に折り重なってどれくらいの大きさか測れないのだけど、幅2m、いや3m以上はあるかもしれない。今まで見た中で一番大きくきれいな状態のシートだった!近づいてみるとふちに目と背骨ができ始めていました。「黒い模様が三つだとキアンコウ」と思っているのだけど三つではないようなのでキアンコウではないのかも、まだ模様が出てないのかもしれないしなんとも言えないかー。

まだ中のちびちゃんたちが育っていないので卵の栄養のような部分が丸くツヤツヤで、見上げると、青空が透けてキラキラのビーズみたいできれいだったよ。
ちびちゃんたち、キアンコウじゃなくてもアンコウの仲間なら幼な姿はかわいこちゃんに違いない。もうちょっと育ったら青海島をにぎわせてね。
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お粗末な動画ですが雰囲気だけでも。
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秋の浮遊を振り返る

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ハナギンチャク類のアラクナクチス幼生 2017年9月

いやー、今年は秋の浮遊は空振り、夏の終わりくらいまではなかなか面白かったんだけど残念でした。今年の様子だけみて秋の浮遊っていうけど、どんなんよって思われるかもしれませんので私的秋の浮遊を記しておきましょう。

秋の浮遊は極小かつ未開の分野。
運、経験ともに不可欠で究極に難しく、最高にエキサイティングなシーズンでございます。
秋の定番といえばハナギンチャク類のアラクナクチス幼生、ウキヅノガイ、エフィラクラゲの仲間などです。ギボシムシのトルナリア幼生も秋。それから浮遊の本には外さずに掲載されてちょっと有名になった感じのホシムシのペラゴスフェラ幼生も秋に期待するいきものですね。
ホシムシのペラゴスフェラ幼生

私の中では浮遊の秋って9月から12月のイメージ。この間にはエビクラゲ、タコクラゲなどのワイドに映えるものもいたなぁ。ムラサキダコは船越がしけるから会えないだけで冬にも近くにいると思う。
魚類はウシノシタの仲間の幼魚が時々、マハタの子も一度だけ会いました。
マハタ141124
マハタらしき幼魚 2014年11月

ウミフクロウのベリジャー幼生も時々。
ササノハウミウシも記録がありますね。この子たちはやっぱり「流れによる」かな。
ササノハウミウシ141021
ササノハウミウシ 2014年10月

写真いいのないけど秋にヒョウタンハダカカメガイっぽいの見たことあります、撮りなおしたいなー。
すごく小さなヤサガタハダカカメガイや、マサコカメガイなんかも見かけます。
一度しか見たことないけどこんな子もいた。ヤサガタではない様子。
ハダカカメガイ科の一種
ハダカカメガイの一種 2014年12月

黄色と黒のドット柄のこの子は最近和名が付いた種だと思うのだけどいかがでしょう。
パラクリオネ
オタマハダカカメガイ、だと思う。 2014年11月

とってもあきらめの悪い私はまだ秋の浮遊もあのタコもあきらめていなかったりします。
今の予報では船越入れそうな11月初めの連休は空振りか否か、どっちにしてもいってくるぜ!

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ミジンベニハゼ

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ミジンベニハゼ
山口県長門市青海島 紫津浦 2017年10月21日

子供さんや犬猫の写真ってズルいくらいかわいい。
しかしながら、子供さんや犬猫は、思うようにポーズをとってくれないし意外にかわいく撮るの難しいのかもしれません。

ニゴニゴの紫津浦の深場にいる小さなハゼ、ミジンベニハゼよ。
あなたは本当にかわいいね、黄色くて小さくて、たいていお家にペアで暮らしていて、大きな目もまたかわゆい。
しかしながら、子供さんや犬猫ぐらい思うようにポーズをとってくれないのでありました。

今年はミジンベニハゼたくさんいるようで、瓶や缶、貝殻などに数か所入っており、中でもペアでいるものはやっぱり物語があって楽しい!
お家の中から外の様子をうかがって2匹で「こわくないかな」ってひそひそ話してるペア、一匹が懸命に巣穴の掃除をしてるのにもう一匹は知らん顔しているペアなど、カップルそれぞれに性格があるみたいです。
一度は卵のハッチアウトの瞬間を拝見したいものです。
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お知らせ


イソハゼの一種

このブログは、管理人が海の仕事を引退するため来月終了予定です。
時々でもたまたまでも見てくれた皆さんありがとうございました。
今過去記事を見ると結構間違ってるな~と思うのもありますね。
「まいにち青海島」としての更新は来月末以降はしない予定ですが
写真と生物の分類しなおしたいとも思いますし、文章を書くことも続けたいと思うので何か別の形を模索中です。

まだもうちょっと書けるかな。
思い出話もしたいものです。

みてくれてありがとう、もうちょっとだけ、付き合って!

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水中写真を中心に、山口県長門市青海島周辺を紹介していきます。

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